蛍光抗体染色 Immunocytofluorescence

蛍光抗体染色とは?
免疫染色法の1つで、抗体に蛍光を発するマーカーをつけて、細胞に存在する抗原を検出する方法です。
異なる色の蛍光色素を用いることで、複数の抗原を同時に検出することができます(多重蛍光抗体染色)。

当センターでは2つの検査を提供いたします。

細胞診断スライドでT細胞とB細胞の判別が可能!

細胞診リンパ球パネル
・腫瘍リンパ球が、T細胞かB細胞かを判断します。
・判定までの時間が大幅に短縮!(検体受領から1-2日で判定)
※新鮮な未固定・未染色スライドが必要です。(塗抹後5日以内)
※状態の良い腫瘍細胞がスライド上に多数あることが条件です。

貯留液中の中皮細胞と癌細胞を判別する強い味方!

細胞由来判定パネル
・貯留液中の大型細胞が、中皮細胞か癌細胞かを見分けます。
・腫瘤の細胞診断で、上皮由来か間葉系由来か判別できない時にも役立ちます。
※液体沈査から作成した新鮮な未固定・未染色スライドが必要です。(塗抹後5日以内)
※採取から長時間が経過した貯留液は、細胞が変性するため検査に適しません。